破傷風ワクチン 岐阜市 病院

名鉄岐阜駅から徒歩3分、予防接種・ワクチン外来、内科・循環器内科

岐阜市にある阪野クリニックでは、破傷風ワクチンの予防接種を行っております。ご希望の方は予約をお願いします。当院は岐阜中央郵便局の東側にあります。

インフルエンザ予防接種

インフルエンザ予防接種

インフルエンザワクチンの予防接種は、病気が重症化するのを防ぎます。子ども・高齢者は早期対策を。

プラセンタ治療

更年期障害、生理痛でお悩みの方…

皮膚のシミ、しわ対策でお困りの方、プラセンタ注射を行っております。 にんにく注射も行っています。

院長紹介
院長:阪野勝久

院長 阪野 勝久
(医学博士)

岐阜駅近くで、内科と睡眠障害の治療を行っています。睡眠時無呼吸症候群、肥満生活習慣病など、専門医にご相談下さい。

院長のごあいさつ

ワクチン
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破傷風ワクチン

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破傷風とは

破傷風菌は土壌に存在しヒトの傷口から体内に侵入します。この細菌には、
極めて毒性の強いテタノスパスミンという毒素を産生する特徴があります。
毒素は運動神経と中枢神経系に侵入し、全身痙攣の症状が出現します。

 

破傷風菌は世界的に幅広く分布しており、特に東南アジア方面に渡航して、
屋外で作業する予定のある方は、破傷風ワクチンで対策すると良いです。

 

症状について

破傷風菌に感染して、症状が出現するまでの潜伏期間は3日から3週間です。
初発症状として、強い肩こり、舌のもつれ、口が開きにくい症状がありますが、
その後、開口障害、嚥下障害、痙笑(痙攣により笑ったような顔)が出現します。

 

病状がさらに進むと、強直性痙攣や、体が弓上に反り返る症状、呼吸困難が
起こります。重症例では全身に激しい痛みを伴います。死亡率は50%程度と
報告されています。

 

診断と治療について

病院の外来では、上記の症状、臨床経過を総合して破傷風と診断されます。
破傷風患者の治療には呼吸循環管理が重要で、集中治療室で行われます。
毒素を中和するため、破傷風免疫グロブリン、破傷風トキソイドを投与します。

 

抗菌薬として、嫌気性菌に有効なメトロニダゾールやペニシリンが用いられ、
創部がある場合、ブリードマンが行われます。

 

予防について

破傷風の予防対策としてワクチンが有効です。過去10年以内にワクチン接種を
受けていない方は、追加免疫を獲得するため1回のワクチン接種を受けましょう。
そうでない場合は、3回接種が必要となります。

 

渡航まで時間がない場合は、初回と3週間後に2回目のワクチンを接種して、
一時帰国したときに3回目(初回から概ね1年後)に接種すると得策です。
3回接種すると10年ほど免疫が得られます。

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