インフルエンザワクチン
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インフルエンザ感染症とは
上気道(鼻や喉)の粘膜にインフルエンザウイルスが感染して発症する病気です。
風邪と比較すると病状が重く、治癒するまでの期間が長いこと、感染力が強いことが
特徴です。冬季になると短期間で感染が拡大する傾向があります。
症状について
インフルエンザウイルスに感染すると、1~3日間の潜伏期間を経て、急激な発熱、
倦怠感、悪寒、関節痛が生じます。風邪をひいたときと比べて、症状の進行が
急激で、全身症状が強いことが特徴です。
検査方法と診断について
病院で行われる検査として、インフルエンザ迅速キットがあります。綿棒で鼻粘膜を
数回こすり、インフルエンザ感染が陽性かどうか、タイプを判定することができます。
検査にかかる時間は15分程度です。
注意点として、検査キットで陰性と判定されても、インフルエンザ感染がある場合が
あることです。発症から間もないと陰性であることがあるため、時間をおいて、
再検査をすることがあります。
治療について
治療管理として、インフルエンザに対する抗ウイルス薬の適応、各種の症状を
緩和する対症療法があります。抗インフルエンザ薬には、内服、吸入、点滴の
3種類があります。1回の吸入で有効な薬があります。
発症から48時間以内に投薬が行われると、発熱期間は通常1~2日間短縮され、
ウイルス排出量が減少します。疑わしい症状があれば、早めに病院で検査を
治療を受けることが重要です。
予防にはワクチン接種が有効
ワクチンを接種すると、病状が軽くなります。さらに、集団で接種することで、
感染の拡大を防ぐことが可能です。特に65歳以上の高齢者、子ども、受験生、
心臓や呼吸器の持病をお持ちの方は、早目のワクチン接種が大切です。
当院の内科、循環器内科では、インフルエンザ予防接種を実施しております。
流行時期が1月から3月上旬であること、ワクチンの効果発現までの期間を考慮すると、
12月中旬までにはワクチン接種を受けると良いでしょう。
岐阜駅近く、インフルエンザ予防接種のご案内
接種期間、価格、対象年齢、ワクチンの在庫については次のページでご確認ください。
https://banno-clinic.biz/influenza-vaccine/
※小学生以下は、小児科でのワクチン接種をお願いします。
※妊娠中、授乳中の方もご相談下さい。
年齢別のワクチン接種回数と接種量について
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